2016年5月30日月曜日

Red Hat Enterprise Linux 7+Oracleで必要となるパッケージ入手方法「compat-libstdc++-33」

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概要

Red Hat Enterprise Linux 7にOracleをインストールするために必要となる前提パッケージがあります。必要なマニュアルが記載されておりますが、パッケージ「compat-libstdc++-33」はRHEL7のインストールメディアに含まれておりません。この件について対処方法を記載いたします。



パッケージ入手方法

[1] Red Hat Networkから入手

[2] yumコマンドを使用



解説

商用利用の場合は、yumを使用してネット経由でパッケージ入手は困難かと思います。Red Hat Networkにログインして、対象のパッケージを入手して、必要となるサーバへパッケージを導入してください。

パブリッククラウドのように外部への接続が容易な場合には、yumを使用してネット経由でパッケージ入手してください。

※EC2のRHEL7にOracleをインストールする場合には非常に便利です。


余談

今回対象となるパッケージですが、RHEL7やCentOS7のインストールメディアには含まれておりませんが、OracleLinux7のインストールメディアには含まれております。OracleLinuxを使用する場合は、OracleDatabaseがついてまわるのでメディアに含めたのだと勝手な解釈をしております。


2016年5月23日月曜日

JP1 認定エンジニア V11 アップグレード完了

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V10を所有していたのですが、V11がリリースされたことにより「アップグレード試験を受けてください」というメールが届きました。アップグレードされたと言っても、そんなに変わらないだろうとドキュメントを見たのですが、機能の統廃合、新機能の追加、既存機能の変更などなど、ボリューム満点でした。

V11を実務で使うのがいつになるかは分かりませんが、ドキュメントを読み込んで試験を受けてアップグレードしました。やはり試験に受かると嬉しいですね。

まだリリースされていませんがWindows Server 2016がサポート対象となっております。基本的にJP1を使用する場合はAJS-ViewがセットなのでWindowsは必須ですよね。他には、Oracle Linux 6/7、Oracle VM Server for x86など、Oracle製品もサポート対象に追加されています。

V11が出たばかりですが知識を深めるために、もうワンランクアップを目指し「JP1認定プロフェッショナル」を受験します。




JP1認定資格を取得されている方は早めのアップグレードを

2016年5月17日火曜日

AWS SDK for Rubyを使用してDynamoDBにテーブル作成

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概要

AWSが提供しているツール「AWS SDK for Ruby」を使用して、DynamoDBにテーブルを作成する。パブリッククラウド「Google Cloud Platform」のGCEをクライアントとしてAWS SDK for Rubyを導入した。



AWS SDK for Ruby 導入環境

OS => CentOS7

CPU => 2コア

メモリ => 7.5GB

HDD => 10GB

AWS SDK for Ruby バージョン => V2

手順


[1] OSにログイン




[2] パッケージアップデート






[3] gemインストール





[4] AWS SDK for Ruby インストール





[5] バージョン確認




[6] IAM認証ファイル作成




[7] DynamoDBを更新するRubyソースを記述




[8] テーブル作成確認(sampleテーブルが作成されていれば成功)
























参考情報

・ IAMのポリシーには「AmazonDynamoDBFullAccess」を付与した。

・ IAMの認証で失敗したためアクセスキーを新たに生成して、アクセスキーとシークレットアクセスキーをcredentialsに設定することで認証がうまくいった。(同様の現象ではまった方が多数)

・ 実務で使用する場合は、credentialsを厳密に管理して内容を盗聴されないよう注意が必要となる。

・ Ruby以外のAWS SDKも流れは同じ。ただし、OSや言語により設定が異なるため、導入には検証は必須となる。