2014年2月25日火曜日

Oracle認定資格 Javaの人気急上昇中

ブログを移転しました。
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SUNが所有していたJavaを買収したOracle社が、資格もSUNから引き継ぎ、Oracle認定資格に合わせて整備しました。
データベース管理者トラックでお馴染みのBronze~Goldというキーワードを資格名に含めたため、資格のランクが分かりやすいです。

オープン系ではデファクトスタンダートに上り詰めたJava。
そのJavaの資格が整備され、技術者の資格取得意欲が向上しています。
私の身近では、若手の技術者はもちろんのこと、10年戦士、20年戦士と呼ばれるベテランも資格取得をしようと勉強しています。
近年のOracle認定資格でネックとなる研修受講の必要がないことも意欲を高めている要因となっているようです。

この勢いはJavaの求人の募集要件にも表れています。
以前は、実務経験重視で資格は募集要件に含まれていませんでした。
ところがJava資格の整備により、企業も関心を示しているのか「Java認定資格取得者」という記述を見かけるようになりました。
私の予想ですが、Java認定資格取得者を募集要件に含めていく求人は増えていくと思います。
その理由は、Java技術者の急速な増加によりJava技術者が市場に溢れています。
求人を募集するにしても、単にJavaの実務経験だけでは能力の選別が難しくなり、篩をかける意味でもJava認定資格取得者を重視するのではないでしょうか?

さて、こういうお話をすると「面接に持ち込めれば、話術と技術力で余裕ですから」という素晴らしい発言をする方がいます。
全くもってその通りです。結果的に面接で結果を出せなければ、まず間違いなく不合格となります。

ただ、、、面接に持ち込む前に書類選考という山場を突破しなければなりません。
仮に10年、20年、Javaの経験があっても、他に候補者がいると面接者を選定しなければなりません。その時に求人情報で積極的にJava認定資格取得者を優遇している場合、書類選考で落とされることになります。篩にかけられるタイミングは何も面接時だけとは限らないということです。

現在の職場で一生食べていけるという自信がない方は資格取得を検討してみてください。

Javaではありませんが、データベース管理者トラックのOracleMasterGoldを取得していないために書類選考で片っ端から落とされていた方を見たことがあります。私は一緒にお仕事をしたことがあるので、能力的に問題ないのは分かっています。
ただ、初見の企業はそんなこと知ったこっちゃありません。経歴が充実していても、資格がないために落とされるということが現実にあるということです。この事実を否定して資格取得を避けると、キャリアアップを目指して転職する際にストレスの溜まる状況に追い込まれます。

長文になりましたが資格を取得するのは本人の自由です。
私の経験談、市場の評価を考慮して、資格取得に本腰を入れるのも悪くないと思います。

余談ですがJavaの資格には、直接の上位ルートとして制定されていませんが、データベース管理者トラックのOracleMasterPlatinumに相当する試験があります。
資格名「Oracle Certified Master, Java EE 6 Enterprise Architect」です。
試験内容は、ピアソンVUEで受験する選択式試験に始まり、小論文、プログラミング課題、研修受講と鬼のようなカリキュラムです。(しかも全て英語)
Javaに自信のある方はもしよければ腕試しにどうぞ。

[資格体系]
Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7
Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 7
Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 7

[Goldの更に上]

Oracle Certified Master, Java EE 6 Enterprise Architect


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