2014年2月24日月曜日

参考書がないOracle認定資格の受験対策

ブログを移転しました。
https://awsbloglink.wordpress.com

<Oracle認定資格>


Oracleの認定資格の代表といえば、OracleMasterが有名です。


OracleMasterであれば試験対策が充実しています。
<代表的な試験対策>
[1]黒本:翔泳社が発売しているBronze~Goldまでの対策本
[2]iStudy:システム・テクノロジー・アイが発売している問題演習ソフト
(私もOracleMasterのBronze~Goldを受験する際に使用しました。)


本題に入りますが、OracleMaster以外のOracle認定資格があることはご存知ですか?
URL:http://www.oracle.com/jp/education/certification/examlist-172597-ja.html


URLを見てもらうとわかりますが、凄い量の資格が存在しています。
Oracle製品を取り扱うエンジニアが多数いて、その大多数がDatabaseだと思います。
ただ、最近はOracleがM&Aを行い、良質な製品をOracle製品に組み込んでいます。
拡大したOracle製品の技術者育成もかねて、資格が拡大したと思われます。
正直なところ知名度は、主流であるOracleMasterに比べると落ちます。
ですが、Oracleに力を入れているSIer、ソフトハウスでは、OracleMaster以外のOracle認定資格も評価しています。
もし自分の取り扱う製品が資格として制定されているのであれば、取得を検討してみるといいです。


ただし、ネックなことが一つあります。
それは試験対策が充実していないことが挙げられます。
黒本&iStudyがなく、完全な独学となります。


充実した試験対策に慣れている方は、環境面に不安を感じて受験を回避してしまう方も多いです。
でも考えてもみてください。これだけ環境面に不利な状況なので、受験に臨む方が少ないはずです。
受験者が少ないということは合格者が少なく、結果的に資格取得者が少ないと予想されます。
結果的に希少な資格取得者になりえるということです。

これまで参考書がないOracle認定資格についての魅力を書きました。
もし興味がなければ、この記事は読み飛ばしてください。


受験したい資格にどう臨むか・・・。
私の受験対策を例として記載します。
参考になれば幸いです。


<受験対策>


[0]受験対象の決定

今回は例として「Oracle Exadata 11g Essentials」を受験すると仮定します。


[1]テスト内容チェックリストの確認

まずはテスト内容チェックリストを確認してください。

URL:http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=5001&get_params=p_exam_id:1Z0-536&p_org_id=70&lang=JA


[2]ドキュメントの特定

テスト内容チェックリストに記載されていた単語に該当するマニュアルを検索します。
マニュアルだけでなく、データシート、導入事例、構築事例なども参考にします。
Google検索をフルに活用してください。

URL:http://www.oracle.com/jp/products/database/exadata/database-machine-x3-8/overview/index.html


[3]ドキュメント読み込み

特定したドキュメントとテスト内容チェックリストの内容を見合わせながら、
知識として定着させます。
この時、実機確認が可能であれば、実機で動作の確認を行ってください。
実機の動作確認は、知識の定着と応用力を高めます。


[4]研修受講

該当試験のURLに、試験の技術に対する研修が掲載されています。
予算と時間に余裕があれば受験することをオススメいたします。
※私自身、この類の試験で研修受講の経験はありません。
(例外として受験条件に必須となったOracleMasterPlatinumの研修は受講した経験があります)


[5]反復学習

[1]~[3]+[4]の資料(受講した場合)を絡めて、反復して情報を頭に叩き込んでください。
これが非常に重要となります。
私はこのタスクを1か月実施します。
ガッツリ勉強するというより、隙間時間を利用することが多いです。

私がExadataを受験するために実施した反復作業の結果・・・
Exadataのバージョン(V1、V2、X2、X3)、ラック構成(クォーター、ハーフ、フル)ごとの、
CPU、メモリ、フラッシュ、HDD、NW機器の構成がサラで言えるようになりました。


[6]受験

基礎能力+勉強のレベルが高まり受験を決意したら、ピアソンVUEで試験を申し込んでください。
勉強したことは忘れてしまうことが多いので、受験日をできるだけ早めに設定することをオススメします。


[7]合格

ピアソンVUEでは合格結果が分からないためCertViewで確認します。
その時が一番ドキドキする瞬間です。
見事合格なら「ガッツポーズ」の一つもしたくなるほど嬉しい気持ちになります。


<受験に際しての豆情報>

●ピアソンVUE申し込み時の言語選択
 Oracle認定資格は日本語以外での受験も可能です。
 基本的に日本語を選択する方が大多数ですから、必ず言語選択は日本語を選択してください。
 受験の24時間前までキャンセルが可能ですが、それをすぎるとキャンセルできません。


●CertViewの確認タイミングについて
 受験後、OTNアカウントに登録されているメールに合格結果を閲覧するためのURLが送られてきます。
 私を含め、受験される方はみなさんそうだと思いますが、一刻も早く結果を知りたいと思います。
 受験後、30分後にメールが来ますが、大体はCertViewの試験結果確認を押すと、結果が確認できます。
 早く結果を知りたい方は、この方法で試すことをオススメします。


●合格体験記の確認
貴重な合格者の声がOTNに記載されている場合があります。
もし記載されていればチェックしてみると良いです。
ただし情報量はかなり少ないため、そこまで参考にはならないかもしれません。
モチベーションアップにはなると思いますので、損はないと思います。

URL:http://www.oracle.com/jp/education/certification/showcase-exadata-sp-1st.html







0 件のコメント:

コメントを投稿