2014年3月9日日曜日

ITエンジニアがWordよりExcelを好む理由

IT業界に携わるエンジニアの方でドキュメントの作成を経験したことがない方はいないと思います。
私の経験では職種問わず「やっぱりWordよりExcelの扱いやすいよ」と愚痴をこぼしている方をよく見かけます。
そして、そういう意見が出る方の言い分は「勝手に番号が採番されるから嫌」というWordの機能を把握していないだけなのでは・・・と感じることが多々あります。

確かに何も設定しない状態で、まっさらな状態からWordで資料を作ると、かなり面倒です。
ただ、大体のベンダー(SIer)は定型フォーマットを定義していますから、その定型フォーマットの仕様さえ把握すれば、そこまで面倒ではないと思います。

Wordは文章校正、章の自動採番、改ページ位置の調整など、Excelを使用すると手作業が入りそうな部分を自動で行ってくれため、非常に便利ですよ。

だからといってExcelを使う場面が少なくなるということは絶対ありません。
私はOracleエンジニアなのですが、Excelを使用するシーンとして真っ先に思いつくのはパラメータシートを作成する時です。

[パラメータシート(一部)]
基本情報(サーバ名、データベース名、インスタンス名 ...etc)
初期化パラメータ
各種ファイルの格納場所
ネットワークファイル(tns、listener ...etc)

例えば、顧客に対してのドキュメントの納品を例にすると、
パラメータシートだけでは設計書としては不十分だと思います。
そういう時にWordを使用して、要件、構成、根拠を記載して、その後に別紙としてパラメータシート(Excel)を参照するように文章構成すれば問題ないと思います。


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